第258回
<第258回神戸大学RCUSSオープンゼミナールプログラム>
日 時:2020年7月11日(土)14時~17時
視 聴:ライブ動画配信(講師、司会がそれぞれ別の場所からテレ・ゼミナールに出演)
司 会:株式会社ニュージェック、前神戸大学客員教授 平井俊之(前半)
神戸大学都市安全研究センター 教授 長尾 毅(後半)
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
神戸大学減災デザインセンター、未来世紀都市学研究ユニット
① 最近の被害地震について~現地調査結果を中心に~
長尾 毅 神戸大学都市安全研究センター教授
最近発生した巨大地震の中から、2016年熊本地震(最大震度7)、2016年鳥取県中部地震(最大震度6弱)、2018年北海道胆振東部地震(最大震度7)について、現地調査結果などを中心に紹介します。最大震度6弱であったマグニチュード6.6の鳥取県中部地震と、最大震度7であったマグニチュード6.5(本震は7.3)の熊本地震、マグニチュード6.7の北海道胆振東部地震の、震度の違いと被害の違い、震度を分けた要因などについて考えます。
PDF形式:配布資料
📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/QeBv0WmB1jQ?t=1
② 強震動シミュレーションの現状と動的応答解析を用いた耐震設計
平井俊之 株式会社ニュージェック,前神戸大客員教授
構造物の耐震設計においては、どのような地震動が構造物に作用しどのように構造物が応答するのかが重要です。現在の強震動シミュレーション手法で、兵庫県南部地震の観測記録をどの程度再現できるかについて示します。また、動的応答解析手法により時々刻々構造物が被災していく状況を追跡することができます。これらの手法は設計の実務で用いられており、港湾構造物を例として、どのように耐震設計が行われているかを紹介します。
PDF形式:配布資料
📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/QeBv0WmB1jQ?t=5862
PDF形式:講演アンケート集計