第185回
■日時:2014年7月19日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■共催:神戸市消防局
■参加者数:40名
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
①フィリピンにおける災害対応体制と災害後ニーズ評価に基づく災害復興
2013年台風30号(ヨランダ)による被災と復旧・復興状況現地調査報告
金子由芳 神戸大学大学院国際協力研究科教授
北後明彦 神戸大学都市安全研究センター教授
本荘雄一 公益財団法人神戸都市問題研究所
豊田利久 神戸大学名誉教授
2013年11月にフィリピンを襲った観測史上例を見ないほど猛烈な台風30号(フィリピン名ヨランダ)への災害対応、地域コミュニティ(バランガイ)における避難、及び、復旧・復興計画策定状況等について、フィリピンレイテ島及びサマール島において現地調査を実施した。2010年に大 幅な見直しのあったフィリピンの防災体制の下で、どのような災害対応が行われたのか、また、国連や世界銀行、ドナー機関等との連携により、災害後 ニーズ評価(PDNA)を通じて作成されつつあった各地の復興計画策定状況、及び、このような枠組みでの復旧・復興過程の特徴、問題点などを報告する。