第127回
第127回MURオープンゼミナール
■米国ハリケーン・カトリーナ災害の被災地ニューオリンズ市
における住宅再建と復興のかたち
近藤民代(神戸大学大学院工学研究科建築学専攻)
■災害復興期におけるコミュニティビジネス
菅磨志保(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター)
■質疑応答
Q.Lakeview地区のような不動産価値の下落を危惧する地域は、民間の不動産会社が介入した
結果なのですか?
→どちらかというと、市民によるコミュニティが中心となった結果といえる。地域の住民が
戸建住宅のみで高級住宅地としての価値を守りたい意識が強い。
Q.長期的には成り立たないコミュニティビジネスですが、社会的観点での位置づけはどうですか?
→復興期の仮設事業として位置づけられ、次のステップへの助走期間と考えられ、復興の底上げ となることが望まれる。