第271回オープンゼミナール 開催記録

<第271回 神戸大学 RCUSSオープンゼミナール>

日 時:2021年9月25日(土)14時~17時

司 会:北後 明彦 神戸大学都市安全研究センター教授

視 聴:ライブ動画配信

主 催:神戸大学都市安全研究センター

共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局、神戸大学社会システムイノベーションセンター

   神戸大学未来世紀都市学研究アライアンス、神戸大学減災デザインセンター


テーマ:東日本大震災復興意識調査から読み解く復興十年の現状と課題

 東日本大震災復興十年を契機に、復興評価の様々な取り組みが行われていますが、復興計画の物理的進捗に関する調査や被災県の県域全体を対象とした意識調査等が散見され、必ずしも現実に津波被害に遭遇した被災地・被災者の見解が反映されているとは限りません。

 そこで、2020年3月~10月に岩手県・宮城県の沿岸被災地13市町で大きな被災を受け、区画整理や防災集団移転等の復興事業が集中的に行われた16地区にて住民意識調査を実施するとともに(配布7,895件、回収1,273件、回答率16.1%)、岩手県宮古市・山田町・大槌町・釜石市の商工会議所・商工会の協力で商工者復興意識調査を実施しました(配布2,766件、回収568件、回答率20.5%)。

 本ゼミナールでは、同調査に関与した神戸大学都市安全研究センターを拠点とする共同研究者のほか、被災地の住民・事業者・行政担当者にオンライン参加していただき、討論を通じて教訓を深め、被災者の主観的な復興評価を読み解く予定です。


始めの紹介

📺ライブ動画アーカイブ: https://youtu.be/FldRGFh_X4k?t=0


① 生活復興意識調査の結果解析: 生活復興カレンダーを中心に

 本荘雄一 兵庫県立大学特任教授

PDF形式:配布資料1

📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/FldRGFh_X4k?t=515


地域経済の視点を組み込む復興計画への課題

 金子由芳 神戸大学社会システムイノベーションセンター教授

      神戸大学都市安全研究センター教授

 PDF形式:配布資料2

📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/FldRGFh_X4k?t=1830


コミュニティ復興の現状と課題

 塩見有美 アジア防災センター主任研究員

 PDF形式:配布資料3

📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/FldRGFh_X4k?t=3358


④ 住民・事業者・行政担当者との共同討論

 豊田利久 神戸大学名誉教授(ファシリテーター)

 (配布資料なし)

📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/FldRGFh_X4k?t=4158