次回のご案内

<第213回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年9月17日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
      http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 欧州・地中海地域における地震ハザード ~最近の事例と取り組み~
 青地 秀雄 フランス地質調査所シニア研究員・プロジェクトリーダー
       神戸大学都市安全研究センター客員教授
2009年ラクイラ地震、2012年エミリア・ロマーニャ地震(ともにイタリア)など欧州・地中海地域においても被害地震は起こりうる。21世紀に入って、国際的な地震ハザード情報の共有を目的に、観測網整備、基礎データ、ハザード評価の統一化、地震即時情報などが欧州研究プロジェクトの一環として格段に進歩してきた。地域内では、トルコ・イスタンブール付近が1999年イズミット地震以降、最も危険視されている。本報告では、特に大規模計算に基づいた地震シナリオの確率的導出について紹介する。

② 平成28年熊本地震の踏査報告
 沖村 孝 神戸大学名誉教授 一般財団法人建設工学研究所代表理事
平成28年4月14日夜と16日未明にともに震度7で発生した熊本地震による被災を、7月4日から6日にかけて踏査した。その対象は、阿蘇カルデラで出現した陥没、阿蘇大橋を破壊した大規模崩壊、布田川断層活動による断層変位、益城町内の木造家屋の倒壊、熊本市南区の液状化被災である。直接の原因は、二度にわたる震度7の出現、約2m変位した右横ずれの布田川断層活動であるが、被害の特徴は火山性堆積域、低位段丘域、沖積堆積域に起因する地盤変位と強震動による災害であったように思えた。本報告は、現地踏査の簡単な報告である。

今後の予定のご案内

<第214回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年10月15日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
      http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 南海トラフ巨大地震による大阪湾での津波マリンハザード
 林 美鶴 神戸大学内海域環境教育研究センター・大学院海事科学研究科准教授

② 建材からのアスベスト飛散リスクとその対応
 山本 信一 三田市防災インストラクター
「命を刻むミクロの針」「キラーダスト」「静かな時限爆弾」と言われるアスベストについて、消防隊員の安全の確保のために、消防活動に伴うアスベストの飛散による消防隊員へのリスクについて考察する。考察の結果、提案する対応方法として、① 地震、火災などの災害時のアスベスト飛散防止策を地域防災計画で規定する ② 消防隊員自らが、アスベストの有害性を知識として共有する ③管内のアスベスト使用(未使用、未調査も含む)建築物を把握する ④ アスベスト含浸固化剤を活用して無害化を図る ⑤個人装備として、防塵マスクを活用する ⑥その他、について示す。

<第215回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年11月19日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
      http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 米国ハリケーンカトリーナ災害における居住環境の再生
  -カトリーナ災害(2005)と東日本大震災(2011)の比較を通してー
 近藤 民代 神戸大学大学院工学研究科准教授・都市安全研究センター特別研究員
米国ハリケーンカトリーナ災害から11年が経過した。最大の被災地ニューオリンズ市では復興の手段として市街地整備事業は行われていない。これは東日本大震災とは対照的である。そこで展開されているのは現地再建を断念した被災者の住宅所有権を第三者に移管する不動産オークションや、隣家に隣地を買い取ってもらうことを促す公的プログラムである。居住環境再生を牽引する力は市街地整備事業や公的介入だけではないはずである。両災害の被災市街地において報告者が継続的に行っているフィールド調査に基づいて居住環境の再生のプランニング技術や政策のあり方について考えたい。
② 戦後日本の公害経験から福島の復興を考える
 除本 理史 大阪市立大学大学院経営学研究科教授
 東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年以上が経過した今になっても、被災地の復興が進んでいないのはなぜか。生命や健康だけでなく地域の生活環境やコミュニティの喪失をも伴う被害の実情には、原発事故特有の問題とともに、これまでの公害問題との共通性がみられる。公害の被害回復と地域再生の教訓を踏まえ、現在の復興政策の問題点を考えたい。

<第216回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年12月17日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
      http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県
■プログラム

① 震災復興をめざす被災地女性の自発的活動(仮題)
 堀久美 岩手大学男女共同参画推進室准教授

② 多様性を受容できる震災復興を目指してー岩手県大船渡市の実状をふまえてー
 岡田順子 神戸大学男女共同参画推進室副室長・大学院海事科学研究科准教授

③ 熊本地震における被災者支援策について(仮題)
 山崎栄一 関西大学社会安全学部教授



※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
 
 ●2017年1月21日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
 ●2017年2月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
 ●2017年3月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター