次回のご案内

<第215回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年11月19日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
      http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局、神戸大学地域連携推進室 
■後援:兵庫県、神戸市危機管理室
■プログラム
① 米国ハリケーンカトリーナ災害における居住環境の再生
  -カトリーナ災害(2005)と東日本大震災(2011)の比較を通してー
 近藤 民代 神戸大学大学院工学研究科准教授・都市安全研究センター特別研究員
 米国ハリケーンカトリーナ災害から11年が経過した。最大の被災地ニューオリンズ市では復興の手段として市街地整備事業は行われていない。これは東日本大震災とは対照的である。そこで展開されているのは現地再建を断念した被災者の住宅所有権を第三者に移管する不動産オークションや、隣家に隣地を買い取ってもらうことを促す公的プログラムである。居住環境再生を牽引する力は市街地整備事業や公的介入だけではないはずである。両災害の被災市街地において報告者が継続的に行っているフィールド調査に基づいて居住環境の再生のプランニング技術や政策のあり方について考えたい。

② 戦後日本の公害経験から福島の復興を考える
 除本 理史 大阪市立大学大学院経営学研究科教授
 東京電力福島第一原子力発電所の事故から5年以上が経過した今になっても、被災地の復興が進んでいないのはなぜか。生命や健康だけでなく地域の生活環境やコミュニティの喪失をも伴う被害の実情には、原発事故特有の問題とともに、これまでの公害問題との共通性がみられる。公害の被害回復と地域再生の教訓を踏まえ、現在の復興政策の問題点を考えたい。

今後の予定のご案内

<第216回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
■日時:2016年12月17日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
      http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦
■共催:神戸市消防局、神戸大学地域連携推進室
■後援:兵庫県、神戸市危機管理室
■プログラム
① 震災復興における女性の活動の課題と可能性
 堀久美 岩手大学男女共同参画推進室准教授
 東日本大震災により、被災地の女性たちは多くの困難に直面している。しかし彼女たちは、被災者支援や復興の重要な担い手でもある。震災復興をめざして活動する被災地の女性たちへのインタビュー調査の結果をふまえ、ジェンダー格差のない復興実現の可能性について報告する。

② 多様性を受容できる震災復興をめざしてー東北大震災被災地の実情をふまえてー
 岡田順子 神戸大学大学院海事科学研究科准教授
 中原朝子 神戸大学男女共同参画推進室特命助教
 神戸大学では、東北大震災被災地に対し、さまざまな研究・調査を行っている。その中で、本研究チームは、被災地の自立的復興を中心課題として、その支援活動を行い、5年目にあたる今年生活状況、復興のあり方等についての意識調査を行った。本報告では、その調査をもとに被災した住民の現在の生活状況、復興に対する意識などを男女別、年齢別に分析し、自立復興を支援するための今後の活動について考察するものである。なお、考察にあたっては、ジェンダーの観点から災害を考える国際的なガイドラインを基本概念として参照する。(本報告は、神戸大学「ジェンダー・エスニシティ・多世代共生に着目した震災復興と減災方策に関する研究(課題番号科学研究費萌芽研究26570019、代表:朴木佳緒留)」の調査に基づいています。)

③ 熊本地震における被災者支援策について
 山崎栄一 関西大学社会安全学部教授
 熊本地震においてどのような被災者支援策が施されているのかについて概観したのち、東日本大震災の教訓をどこまで生かすことが出来ているのかについて、東日本大震災後に大幅改正された災害対策基本法を踏まえながら、吟味をしていく。具体的には、災害救助法の運用、被災者生活再建支援法の限界、自治体の独自施策、被災者の個人情報、災害関連死の予防・判定、一時的な疎開(広域避難)の可能性、復興基金のあり方、などについて言及をする予定である。


関連催しの案内

<COC+「安心安全な地域社会」領域 熊本地震復興支援まちづくりシンポジウム-地域社会の復興に向けて>
■日時:2016年12月10日(土)14時~17時10分
    先着順受付(無料、定員60名)
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
    神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■主催:神戸大学地域連携推進室、都市安全研究センター、学生ボランティア支援室
■プログラム
第1部:熊本地震復興支援の取り組みの報告
 ①「益城町における避難者対応調査」
 ②「学生ボランティアによる被災地支援」
第2部:住民参加型のまちづくりの取り組み事例紹介
 ①「益城町復興計画の策定状況と全仮設住宅への聞き取りの活動紹介」
 ②パネルディスカッション
パネルディスカッションでは学生や益城町の地域組織の代表の方、真野地区の住民と行政との橋渡しをされてきた方も交えながら意見交換を行います。
真野地区と鷹取駅周辺を巡るまち歩き会
シンポジウムの翌日の平成28年12月11日(日)、真野地区と鷹取駅周辺を巡るまち歩き会を開催します。こちらに参加をご希望の方は、チラシにあります「事前申し込み」を行ってください。詳細はチラシ(PDF)をご覧ください。
■チラシ
チラシ(クリックするとPDFデータで開きます)

※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。
 
 ●2017年1月21日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
 ●2017年2月4日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター
 ●2017年3月18日(土)14時~17時 神戸市危機管理センター