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第80回

第80回MURオープンゼミナール
日 時2005年2月5日(土)13:30~15:00
内 容
エレベータ利用を想定した避難誘導方法
-病院でのエレベータ避難事例から考える-
  水上点睛(大学院生)

場 所神戸大学工学部の食堂北側の3号館
 (新しい建物) 125室
 (1階、玄関から入り右奥へ進んでください。)

                   (参加者 21名)

オープンゼミ 2005年2月5日13:30
M病院火災調査 エレベーター利用避難に関する研究」
神戸大学 北後研究室 水上点睛

 

一般参加者 5名
研究室参加者 北後、北川、木田、森山、崔、木本、横山、藤井、西尾、淡野、油野、大友、幾代、難波、村上、森田

・施設の概要
(規模、収容人数、職員数)、事故当時の避難誘導行動
・研究の背景
(高齢化社会、障害者対応、ヒューマンファクターへの配慮)
・エレベーター利用避難の前提
(エレベーターホールの防火防煙性能、エレベーターシャフトの遮水遮煙性能、非常用電源の確保、パニックの危険性)
・定量的評価
→避難者(人数と属性)及び職員の避難行動について、エレベーター周辺の行動を評価
(EVかご位置、EVホール滞留人数、EV滞留面積等の時間的変化から避難状況を考察)
・ヒューマンエラーの影響
→定量化しにくく、対応策も講じられていない現状であるが、明石花火大会事故(2001)、テグ地下鉄火災(2003)など、その影響が避難システム全体に大きく関わっている
・「オールフォアワン」の思想
→「個人の判断に全体の安全を意識させるには、その個人もまた全体に守られ、集団の一員であるいう認識がなくてはならない」
1.情報の共有 2.共通感覚 3.個と全体の目標の一致 4.公平性 5.過集中の回避
6.リーダーの養成
・「フールプルーフ」の観点からのエレベーター避難
 1.ナチュラルマッピング 2.簡潔明瞭性 3.フロー(持続性)
・「フェイルセーフ」の観点からのエレベーター避難
1. 2方向避難 2.複合管理(流動的な役割分担)

(質疑)
・出火階より上の避難をどう考えているか?
直下階については、口頭での出火連絡に基づいて全館避難を誘導した
上階の5階6階は病棟待機で、避難誘導は行われなかった
避難を先導する指揮者が居なかったことも原因となっているようであった

(記録:森田)
連絡先:神戸大学北後研究室

     TEL 078-803-6440
MURオープンゼミナールは、広く社会に研究室の活動を公開することを企図して、毎月1回、原則として第1土曜日に開催しているものです。研究室のメンバーが出席するとともに、卒業生、自治体の都市・建築・消防関係の職員、コンサルタントのスタッフ、都市や建築の安全に関心のある市民等が参加されています。興味と時間のある方は遠慮なくご参加下さい。

Last Updated 10/05/2019 13:48:19

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