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第261回

<第261回 神戸大学 RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2020年10月24日(土)14時~17時
視 聴:ライブ動画配信
司 会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦   
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
    神戸大学社会システムイノベーションセンター
    神戸大学減災デザインセンター、神戸大学未来世紀都市学研究ユニット

① コロナ禍における避難所に関する課題
 高岡 誠子 人と防災未来センター 研究員
 新型コロナウイルス感染症が蔓延している社会の中、避難所に避難することによる感染リスクを恐れて、避難が必要な方が避難所への避難を躊躇することが無いように、避難所での感染症対策が今求められている。しかし、過去の災害時に運営された避難所でも、感染症対策は行われていた。では、このコロナ禍における避難所の感染症対策は、これまでと何が違ってくるのだろうか。対策を考える点において、これまでとの大きな違いは避難所を利用される方々の背景である。地域住民のなかには、新型コロナウイルス感染症に感染し自宅療養をされている方や濃厚接触者の方々がおられる。また、感染はしていても無症状のため無自覚な方もおられるということである。そのため、それぞれの方々に適切な対応ができるように、また避難所での感染やクラスター化を防ぐ対策が求められる。今回の講演では、コロナ禍における避難所において必要とされる対策を整理し、現在の自治体の取り組みをご紹介しながら、対策に関する課題についても考えてみたい。
PDF形式:配布資料
📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/T6VmvgkZemk?t=1

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② コロナ禍における福祉施設での福祉避難所開設
 木作 尚子 人と防災未来センター 主任研究員
 自治体が福祉避難所の協定を締結している施設の多くは、高齢者施設や障害者施設など、要配慮者が生活・活動している施設である。しかし、コロナ禍においては、感染症によるリスクの高い施設利用者等への感染拡大が懸念されるため、災害時に要配慮者を受入れる空間がこれまで以上に確保できないことが想像される。一方で、近年は、重い障害を持つ人々や高齢者も地域コミュニティで暮らすようになってきており、福祉避難所の需要は高まっている。そのため、福祉避難所を開設する方法を事前に検討し、可能な限り要配慮者を受入れる方法を検討しておくことが重要である。今回の講演では、ゾーニングによる感染拡大防止について検討した内容をお話する。ゼミナールの前半部において示された衛生管理等と合わせて、福祉施設における福祉避難所開設の方策を模索したい。
PDF形式:配布資料
📺ライブ動画アーカイブ:https://youtu.be/T6VmvgkZemk?t=4526


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