日 時:2020年3月14日(土)14時~16時50分(その後、COC+事業の報告) 視 聴:神戸大学百年記念館(六甲ホール)よりライブ動画配信 司 会:神戸大学都市安全研究センター 教授 北後 明彦 共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局 後 援:兵庫県 プログラム: ①阪神淡路大震災を踏まえて~耐震工学の変遷と将来への教訓~ 長尾 毅 神戸大学都市安全研究センター教授 阪神・淡路大震災から25年が経過した。あらためて、1995年兵庫県南部地震とはどのような地震だったのかを振り返るとともに、兵庫県南部地震を踏まえて耐震工学分野の考え方はどのように変化したのかを紹介します。あわせて、地震防災の観点から、兵庫県南部地震以降の巨大地震の経験も踏まえて、将来への教訓について考えます。
②『伝える』は『備える』~次の世代、次の災害に生かす~ 長沼隆之 神戸新聞社編集局報道部長 阪神・淡路大震災から25年が経過したが、地元の新聞社として災害・防災報道は続けていく。その究極の目的は「1人でも多くの命を救う」ことだ。地震や津波で死んではいけない。災害で助かった命をその後の避難生活などで失ってはならない。「伝える」ことが「備える」につながればとの思いを胸に取り組んできたが、震災を知らない世代は年々増えていく。次なる巨大災害の発生も懸念される中、「伝える」から「伝わる」報道とは。「受け手との新たなコミュニケーション」をどう作り上げていくか。ともに考えたい。
<COC+事業の報告> 日 時:2020年3月14日(土)16時50分~17時 視 聴:上記、オープンゼミナールに続いて報告します。 内 容:地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)としてかかわったこれまでの安心安全な地域社会領域の取組み等を紹介します。 北後明彦 神戸大学都市安全研究センター教授 山地久美子 神戸大学地域連携推進室学術研究員
<参考ページ>地域づくりの基礎知識4 「災害から一人ひとりを守る」北後明彦・大石哲・小川まり子編、神戸大学出版会 <コラム>p.22~p.23 長尾 毅:場所ごとの地盤条件に応じた住宅の耐震化のあり方 <コラム>p.106~p.108 長沼隆之:「伝える」ことの大切さ~報道の立場から |