第231回RCUSSオープンゼミナール

<第231回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2018年3月17日(土)14時~17時
場 所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
      開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1  
司 会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後 明彦
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局、
    神戸大学地域連携推進室、神戸大学減災デザインセンター
後 援:兵庫県
内 容:
① フィリピン共和国タクロバンにおける台風ヨランダ後の母子保健の現状
  堀口 範奈 神戸大学大学院保健学研究科博士後期課程大学院生
 2013年11月、非常に勢力の強い台風ヨランダがフィリピン共和国を横断し、その被害は死者6,300人、負傷者28,688人、行方不明者1,062人に及んだ。被災後3年以上が経過した今日において,台風ヨランダ被災経験を持つ母子を対象に、どのような影響が残っているかを明らかにすることは、今後の減災対策を考える上で有益である。そのため、医療サービスへのアクセスやPTSDを中心とした台風ヨランダの長期的な影響、現在の災害への準備状況について半構造化インタビュー(事前に大まかな質問事項を決めておき、回答者の答えによってさらに詳細に質問する方法)を行い、結果をまとめたので報告する。
 PDF形式:講演内容と質疑の概要①

② レジリエンスとしての復興経営学の体系化研究
 -CRM(コーズ・リレイテッド・マーケティング)の活用を中心として-
  馬場 新一 神戸大学大学院経営学研究科准教授
 震災発災後に、被災地や被災者の経済や生活の復興に経営学の知見を活用して支援することを研究目的としている。経営学で復興に貢献することが、復興経営学としてテーマにあげた所以である。例えば、発災直後であれば、避難所の「組織マネジメント」、支援物資の「サプライチェーンマネジメント」など、支援に役立つ研究領域が経営学にある。今回は、直接的に経済支援につながるCRM(コーズ・リレイテッド・マーケティング)に焦点を当てて研究を実施した。CRMとは、大義に関連付けて商品やサービスの販売を促進する手法である。本講演では、最初に発災直後の避難生活に経営学の領域で関われることを紹介する。その後で、CRMについて説明をして、CRMの活用事例を紹介する。本題として、震災の復興における被災者支援にCRMを活用する方策として、寄付つき商品の販売を通して支援金を創る実証実験の結果を報告する。今後の課題を提示してまとめとする。
 PDF形式:講演内容と質疑の概要②

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次回のご案内

<第242回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2018年2月23日(土)14時~17時

場 所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
     開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員90名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740  
司 会:神戸大学都市安全研究センター 教授 北後 明彦
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
後 援:兵庫県
内 容:
① 液状化被害を知る・防ぐ
  -被害を受けやすい土地の見分け方と被害への備え-
 若松 加寿江 関東学院大学 防災・減災・復興学研究所研究員(元 理工学部教授)

 地盤の液状化による被害は、毎年のように日本のどこかで起きています。昨年9月の北海道の地震では、札幌市などのベットタウンで液状化が起こり、多数の住宅が被害を受けました。1995年の阪神・淡路大震災では神戸から大阪にかけての地域で液状化が広範囲に発生し、神戸港が壊滅的な被害を受けました。液状化は、急傾斜地で起きる土砂災害など異なり、脅威の対象が普段見えません。それだけに被災者にとっては「晴天の霹靂」の災害です。
 講演では、地盤が液状化するとどんな被害を受けるか、どんな土地が被害を受けやすいか、を解説すると共に、液状化被害を防ぐための対策や日頃の備えについてお話しします。

② 液状化研究の成果と課題 
 田中 泰雄 神戸大学名誉教授 都市安全研究センター特別研究員、UTAR大学アジャンクト教授

 地盤の液状化現象についての工学的研究は、1964年の新潟地震以降に開始され、その発生メカニズムや、液状化被害解明のための地盤調査&試験方法についての研究が50年以上蓄積されてきました。一方で、1995年の阪神・淡路大震災や2011年のニュージーランドのクライストチャーチ地震や、東日本大震災、更には昨年のインドネシア東部等で、甚大な液状化被害が発生しています。学術研究の進展と現社会での液状化被害及び生じる災害とのギャップについて短くレビューし、その差をを狭めるにはどうすれば良いかを議論したいと思います。


今後の予定のご案内

<第243回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2019年3月16日(土)14時~17時
場 所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
     開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員60名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740  
司 会:神戸大学都市安全研究センター 教授 北後 明彦
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
後 援:兵庫県
内 容:
① 街ができた!住民も復興の担い手だ
 鈴木清美 南三陸町障がい者自立支援協議会会長/南三陸町おもちゃの図書館いそひよ代表


② 復興と防災をつなぐ母子支援 -宮城県石巻市の経験を活かす大阪市での試み-
 田間泰子 大阪府立大学人間社会システム科学研究科教授


② Re:START(リ・スタート)社会ニュージーランド/カンタベリー地震後の生活再建と住宅
 山地久美子 神戸大学地域連携推進室学術研究員

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※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

2019年4月20日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年5月18日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年6月15日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年7月20日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年8月10日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年9月14日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年10月12日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年11月16日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年12月21日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2020年 1月25日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2020年 2月22日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2020年 3月14日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)

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