第193回RCUSSオープンゼミナール

■日時:2015年1月24日(土)14時~17時
■場所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
     神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740
■司会:神戸大学都市安全研究センター教授 北後明彦

■プログラム
①「南海トラフ巨大地震」活動期にどう備えるか?
 石橋克彦 神戸大学名誉教授
 2012年8月に中央防災会議が被害想定を発表した最大クラスの「南海トラフ巨大地震」について、それが地震学的にどのようなものかを説明 し、私たちはそれにどう備えたらよいかを考える。重要なのは、南海トラフ巨大地震そのものだけではなく、それが起こるまでと起こった後とに (必然的に)複数発生する可能性のある内陸大地震も考慮すべきことである(そのような地震活動期を「『南海トラフ巨大地震』活動期」と仮 称)。また発生時期の予測が困難なので、地震対策を長期間継続・維持できるように計画し実行することが不可欠である。南海トラフ巨大地震対策 は、「いま有る社会」の技術的・戦術的安全装置としてではなく、100年スパンの国土・社会のグランドデザインの重要な一環として考
える必要 があるだろう。

②都市のレジリエンスとは何か?
 山崎義人 兵庫県立大学大学院地域資源マネジメント研究科准教授
 山崎義人氏らが翻訳出版した「リジリエント・シティ 現代都市はいかに災害から回復するのか?」を題材に、多様に用いられている都市のレジ リエンスの捉え方について示唆していただきます。
http://www.creates-k.co.jp/books/book.php?searchbk=1391488282
■主催:神戸大学都市安全研究センター
■共催:神戸市消防局  ■後援:兵庫県

次回のご案内

<第257回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2020年6月13日(土)14時~17時
視 聴:下記ページから、ライブ動画視聴申込を事前に行ってください。
   (講師、司会がそれぞれ別の場所からテレ・ゼミナールに出演)
司 会:神戸大学都市安全研究センター 教授 北後 明彦
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
    神戸大学減災デザインセンター、未来世紀都市学研究ユニット

① 模型復元ワークショップによる復興支援活動と防災・減災活用に向けて
 槻橋 修 神戸大学大学院工学研究科建築学専攻准教授
 磯村和樹(公財)ひょうご震災記念21世紀研究機構 研究戦略センター 主任研究員
 東日本大震災の復興支援としてはじめた「失われた街」模型復元プロジェクト。9年間にわたる取り組みを振り返り、その広がりと可能性についてお話しします。また復元模型ワークショップを活用した南あわじ市福良地区での事前復興の取り組みを紹介しながら、この方法の防災・減災活用について考えます。

② 津波襲来時における保育施設の避難対応と課題~東日本大震災での経験から考える
 ピニェイロ アベウ 阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター 研究員
 保育施設では、目的地に向けた自律的な歩行が困難な乳幼児を預かっている施設であるため、津波襲来など大規模災害時における市街地での広域的な避難対応が困難である。本研究では、気仙沼市及び釜石市の沿岸部地域における保育施設を対象とし、東日本大震災に伴う津波からの避難対応について事例調査を行った。避難計画の効果、歩行が可能な園児の誘導状況、多人数用ベビーカーを用いた乳児等の搬送状況、地域コミュニティによる支援過程や津波火災など二次災害から安全な場所に避難先が確保された経緯などに焦点を当て、今後の防災対策を検討する上で重要な課題について考える。

今後の予定のご案内

<第258回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2020年7月11日(土)14時~17時
視 聴:下記ページから、ライブ動画視聴申込を事前に行ってください。
    http://go.rcuss-usm.jp/open
   (講師、司会がそれぞれ別の場所からテレ・ゼミナールに出演)
司 会:株式会社ニュージェック、前神戸大学客員教授 平井俊之(前半)
    神戸大学都市安全研究センター 教授 長尾 毅(後半)
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
    神戸大学減災デザインセンター、未来世紀都市学研究ユニット

① 最近の被害地震について~現地調査結果を中心に~
 長尾 毅 神戸大学都市安全研究センター教授
 最近発生した巨大地震の中から、2016年熊本地震(最大震度7)、2016年鳥取県中部地震(最大震度6弱)、2018年北海道胆振東部地震(最大震度7)について、現地調査結果などを中心に紹介します。最大震度6弱であったマグニチュード6.6の鳥取県中部地震と、最大震度7であったマグニチュード6.5(本震は7.3)の熊本地震、マグニチュード6.7の北海道胆振東部地震の、震度の違いと被害の違い、震度を分けた要因などについて考えます。

② 強震動シミュレーションの現状と動的応答解析を用いた耐震設計 
 平井俊之 株式会社ニュージェック,前神戸大客員教授)
 構造物の耐震設計においては、どのような地震動が構造物に作用しどのように構造物が応答するのかが重要です。現在の強震動シミュレーション手法で、兵庫県南部地震の観測記録をどの程度再現できるかについて示します。また、動的応答解析手法により時々刻々構造物が被災していく状況を追跡することができます。これらの手法は設計の実務で用いられており、港湾構造物を例として、どのように耐震設計が行われているかを紹介します。

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※上記以降は下記の日程でオープンゼミナールを開催する予定です。
(開催方式は検討中です。)
●2020年 8月29日(土)14時~17時 場所未定
●2020年 9月26日(土)14時~17時 場所未定

<オープンゼミナールについての問い合わせ先>
 神戸大学都市安全研究センター(RCUSS)
 〒657-8501神戸市灘区六甲台町1-1
 TEL:078-803-6440(担当 熊崎、北後)
 TEL: 078-803-6437(センター事務室 山崎)
 FAX: 078-803-6394
 MAIL:open(a)rcuss-usm.jp((a)は@にしてください。)
 HP:http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/