【第144回】2010/11/20 集合住宅における日常の交流から地震・火災等緊急時の相互支援(パネルディスカッション)

<第144回オープンゼミナール>
日時:2010年11月20日(土)14:00~17:00
場所:神戸大学 工学研究科 C1-301
内容:
①呼び寄せが多い築30年のふるさと、安心して暮らせる大規模団地 
村上和生(東京都板橋区中台 サンシティ管理組合)
②祭りが盛んな土地柄をふまえた団結力の高い自治会による自主防災活動  
後藤和弘(明石市川崎町 ファミールハイツ明石自治会)
③災害時要援護者情報の把握と平常時・非常時支援の地域での実践  
安部俊一(横須賀市平成町 ソフィアステイシア自治会)
④マンションコミュニティ支援のためのサポートシステムの開発  
村田明子(清水建設 技術研究所高度空間技術センター)
⑤パネルディスカッション 
司会:北後明彦(神戸大学都市安全研究センター)
集合住宅における日常の交流から地震・火災等緊急時の相互支援
集合住宅の警報設備や避難設備は、近隣居住者相互の協力を前提として設置さ れていると思われますが、居住者の高齢化・住戸の小世帯化に加えて、 居住者 相互の関係が希薄な現在の集合住宅では相互協力は期待できない状態と考えら れ、緊急時の警報設備や避難設備の運用に課題があると言えます。
そのため、都市の集合住宅では、日常の交流から地震・火災等緊急時の相互支 援が可能となるような「コミュニティ(居住者の緊急時相互支援に関す る共通 認識とそれを育むための日常のつながり)」構築が必要と考えられます。
こうした考え方に基づいて、清水建設・大阪大学・神戸大学・つなぐネットコ ミュニケーションズは、国土交通省先導技術開発助成事業として、マン ション のコミュニティ構築を支援するためのサポートシステムの開発に取り組んでいます。
今回のオープンゼミでは、まず、コミュニティ構築や防災対策・相互支援に関 して、独自の取り組みを行っている管理組合・自治会の事例をご紹介い ただ き、次に、清水建設・大阪大学・神戸大学・つなぐネットコミュニケーションズ が取り組んでいる本プロジェクトの概要を紹介しました。その上で、
(1)参加者が、講演者らのプロジェクトや取り組み事例を学ぶ機会とする
(2)講演者が、お互いの取り組み事例や対策を学ぶ機会とする
(3)主催者が、コミュニティ構築サポートシステムに関するアイデア・ご意見 を収集することを目的としました。 
参加者:38名

次回のご案内

<第246回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2019年6月15日(土)14時~17時
場 所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
     開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員90名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740  
MAP:http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
司 会:神戸大学都市安全研究センター 教授 北後 明彦
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
後 援:兵庫県
内 容:
①災害後の弁護士による支援
 津久井 進 弁護士・日本弁護士連合会災害復興支援委員会委員長
 災害時に弁護士が果たす役割は多岐にわたる。1つ目は法律相談、2つ目はまちづくりや生活再建の支援、3つ目は制度の改善、4つ目は被災地での法律業務のための人材派遣、そして5つ目は被災者に寄り添ってその支えとなること。こうした取り組みで得られる経験や教訓はとても重要で、この経験を未来に継承するためには精度化して普遍化することが課題となる。現在、個々のニーズに応じた「災害ケースマネジメント」を制度化しようと取り組んでいる。


②阪神の住民主体のまちづくりを東日本・熊本で〜支援のあり方
 野崎 隆一 NPO法人神戸まちづくり研究所理事長
 阪神・淡路における被災地復興当事者としての経験から得た反省と教訓。それらを抱えて関わった東日本、熊本での復興支援での経験。都市災害と集落災害、共通点と相違点。なぜ住民主体にこだわるのか。そこにどのような意義があるのか。住民主体の障害である合意形成(民主主義)は、なぜ難しいのか。住民主体に求められる専門家像とは。「啓蒙型」「伴走型」「寄り添い型」の違い。25年目を迎える阪神・淡路大震災復興の再評価。復興まちづくりと平時のまちづくり。

<参考ページ>
地域づくりの基礎知識4

「災害から一人ひとりを守る」北後明彦・大石哲・小川まり子編、神戸大学出版会
http://www.org.kobe-u.ac.jp/kupress/images/05saigaikara.pdf



今後の予定のご案内

<第247回神戸大学RCUSSオープンゼミナール>
日 時:2019年7月20日(土)14時~17時
場 所:神戸市役所4号館(危機管理センター)1階会議室
     開場13時30分~ 先着順受付(無料、定員90名)
      神戸市中央区江戸町97-1 Tel.078-322-5740  
MAP:http://open.kobe-u.rcuss-usm.jp/p/access.html
司 会:神戸大学都市安全研究センター 教授 北後 明彦
共 催:神戸市危機管理室、神戸市消防局
後 援:兵庫県
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※上記以降は下記の日程・場所でオープンゼミナールを開催する予定です。

2019年8月24日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年9月14日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年10月12日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年11月16日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2019年12月21日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2020年 1月25日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2020年 2月22日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)
2020年 3月14日(土)14時~17時 神戸市役所4号館(危機管理センター)

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